書評:『ゼロ』から投資を考えてみた  〜「色のついていないお金」を準備してますか?〜

倉石 優子
by 倉石 優子
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堀江 貴文さん(48)
日本の実業家、著作家、投資家、タレント、YouTuber。
sns media&consulting株式会社ファウンダー、インターステラテクノロジズ株式会社ファウンダー、株式会社7gogo取締役、日本ゴルフ改革会議委員、Jリーグアドバイザー、大阪府の特別顧問(国際博覧会(万博)担当)である。元ライブドア代表取締役社長CEOである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上記を見ただけでも、究極のポートフォリオワーカーだなぁと感じざるを得ない
堀江さんが著作家として出版している本(共編著、監修を除く)は、80冊以上あります。

その中で、『ゼロ:なにもない自分に小さなイチを足していく』は発売2週目には週間2万部を売り上げ
オリコン“本”ランキングBOOK(総合)部門で、TOP5入りを果たすという話題にもなった本です。
ご本人の生い立ちから「働くこと」に対しての意義・思想が書かれたものとなっています。
読後、投資にも共通して言えるのではないか?と考えたトピックについて。

お金を「もらう」から「稼ぐ」へ変える


堀江さんが刑務作業で最初に与えられた仕事は、「無地の紙袋をひたすら折っていく作業」
だったそうです。
延々と繰り返さなければならない単純作業に普通なら、その作業自体が好きでもなければ
だんだん嫌になって飽き飽きしてくると思います。

しかし、どうすればもっと早く、もっとうまく折ることができるのかを試行錯誤して
自分なりに創意工夫を凝らしていった結果、1日のノルマの枚数を大幅に上回ってできるようになり、
そのことが「楽しいし、嬉しかった」と言っています。

どんな仕事も、マニュアル通りにただこなすだけではそこに楽しさややりがいは見つけられにくく、
与えられた仕事でもその工程をどうしたら無駄を省け、どうしたらもっと効率よく、完璧に近づけるか、を能動的に考え実践し試行錯誤を繰り返す。
そんな能動的なプロセスの中で、与えられた仕事は「つくり出す仕事」に変わっていく。

資産運用も、預貯金などでほとんどつかない利息を「もらう」という意識から、
積極的に投資をして(もちろんコア投資と言われるような長期的に安定したものがベスト)、
お金自身に働いて「稼ぐ」ことをしてもらう意識に変えていく必要があるのではないでしょうか。


ゼロの自分にイチを足す


人生一発逆転なんてうまい話はそうそうない。
どんなに成功している人だって最初は何も持っていなかったはずだ。
なんにもない「ゼロ」の自分に、小さな「イチ」を積み重ねていくところからのスタートだ。

しかし、人はよく、どうしたら同じ時間、同じ労力を使いながらより大きな結果を出せるだろう
と考えるらしい。5+5で10の成果を出すのではなく5×5で25の成果を出したいと願う。
けど、その掛け算が成立する前提には、まずゼロの自分に「イチ」を足さなければならない。
ゼロにいくら掛け算をしてもゼロのままだ。

人は何かを始めようとする時に頭でっかちになって考え、悩んでばかりでなかなか一歩を踏み出さない。
「できない理由」から考えるのではなく、とにかく何事もスピード感を持ってまずやってみる。
失敗することのリスクなんてなく、失敗してもただ「ゼロ」の状態に戻るだけで
決して「マイナス」になることはない。
そこからまた「イチ」を足していけばいいだけなんだ。

昨今、様々なアンケート調査でも投資への意識は高まっているという結果が出ています。
しかし、下の家計の金融資産構成を見てみると日本は欧米と比べて投資信託や株などの投資商品の比率が
際立って低いことがわかります。
投資を始めてみたいけど一歩が踏み出せないという方も多くいらっしゃるというのが現実です。 

何もしなければ、何も変わらない「増えない」ということは誰しもがわかっていることです。
まずは勇気を出して「運用してみよう!」と最初の「イチ」を踏み出すことが大切です。
最初の「イチ」には弊社のお勧めする”がんばらない投資”が適しているでしょう。
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人生には「いま」しか存在しない


とにかく今!今を一生懸命に尽くすこと。今の自分が将来の自分を作っている。

人生のロードマップを作る人がいるが、
今から10年後・20年後の自分について計画を立ててもどこでどうなるかなんて誰にもわからない。
自分の力だけでは変えられない不可抗力が襲ってくるかもしれないし。

ならば、今をひたすら一生懸命、前を見てすすむのみだ。
堀江さんは「はたらく」ということを一生懸命やれと言っていますが、
私ははたらくことだけでなくてもいいと考えています。
とにかくなんでもいいから一生懸命に取り組むことで、その結果が将来の自分に繋がっていく・・・。

ここを少し曲解すれば、作り込みすぎた「人生設計」自体が無駄と言えるのではないでしょうか。

例えば、金融機関などでライフシミュレーションという名の人生設計を細かく立ててもらったことがある人も多いでしょう。

しかしながら、金融機関の営業マンに立てられた計画通りに自分の人生が進んでいくものと本気で考えている人はあまりいないのではないでしょうか。

そして、シミュレーションに沿って将来なるかならないかわからない病気の為の保険に入りすぎている方も多いです。
保険という特定の病気になった時だけに受け取れる「色をつけたお金」をたくさん準備していても、その他の事態が起きてお金が必要になるかもしれません。
最低限の保障は必要ですが、保険貧乏という状態にならないように、用途が自由に使える
「色のついていないお金」を積極的に増やしていくことをお勧めします。


あなたもまずは勇気を出して最初のイチを踏み出して『がんばらない投資』をはじめてみませんか?

2006年に逮捕されすべてを失った堀江貴文さんが刑期満了の時期に刊行した本です。「働くこと」「生きること」に対する彼の熱い思いが詰まっています。『人は誰しも最初「ゼロ」であり、そこに何をかけてもゼロのままだ。となれば、まずは地道な足し算を積み重ねるしかない』という言葉には、さぁ一歩踏み出してみよう!と背中を押してもらえると思います。



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