保険の見直しで無駄を削ぎ落としより良い積立をスタートされたご夫婦の事例

古田島 三和
by 古田島 三和
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今回は保険の見直しも含めて全体的な相談をしたいというご夫婦の事例です

結果からお伝えすると、
必要最低限の保障に見直したことによって埋蔵金を発掘し、その埋蔵金を含めて、加入していた増えない積立型保険からがんばらない投資である海外金融商品への切り替えを行いました。

積立型保険は払込が終了する前に解約すると、自分が支払った金額より少ない金額でしか戻ってきません。
つまり「損をする」ということです。
やめると損をしますと言われたら誰だって「損をするのは嫌だな」と思いますよね。

それでも切り替えをオススメするのには、切り替えをした方が結果としてお得になるからです。

今回のご夫婦にもお話しした際に、切り替えた方がお得ですよとお伝えしましたが、「いやいや、損をしちゃうんでしょ」と切り替えることに正直意欲的ではありませんでした。
しかし具体的な数字でしっかりお伝えしたことで、最終的には安心して切り替えをされました。

具体的にその事例を見ていきましょう。

ご夫婦(子どもなし)の事例

ご結婚された時にいろいろな保険に加入されたご夫婦。
保険加入から3年半経ち全体的な見直しをということで、掛け捨ての保障保険も含めて全体的な見直しをされました。

【加入していた保険】

ご主人
・終身保険(老後資金目的)
・定期保険(死亡保障)
・収入保障保険(死亡保障)
・医療保険
・ガン保険

奥様
・終身保険(老後資金目的)
・定期保険(死亡保障)
・収入保障保険(死亡保障)
・医療保険
・ガン保険

保障金額等は違っているものの、加入している商品は全く同じ。

積立目的としてご夫婦ともに終身保険をされていましたが、こちらは「がんばらない投資」である海外投資への切り替えをオススメしました。

このご夫婦も切り替えをオススメした時には、「切り替えることで損をするのでは?」という不安をお持ちでしたが、切り替えメリットをお伝えして、最終的には切り替えをされました。

また、保障については必要以上に加入している状況だったので、必要最低限の保障以外は解約・組み直しをして、保険料を下げるよう見直していきました。

不要な保障をやめることによって浮いた金額(埋蔵金)は積立に回していくことで、今までと同じ金額でお金を増やす方向にさらにシフトできます。

まず見直しの結果から

ご主人
・終身保険(老後資金目的) → 「がんばらない投資」へ
・定期保険(死亡保障) → 継続
・収入保障保険(死亡保障) → 解約して約3,500円の埋蔵金発掘成功
・医療保険・ガン保険 →組み直して約2,500円の埋蔵金発掘成功

奥様
・終身保険(老後資金目的) → 「がんばらない投資」へ
・定期保険(死亡保障) → 継続
・収入保障保険(死亡保障) → 解約し約2,000円の埋蔵金発掘成功
・医療保険・ガン保険 →組み直して約2,000円の埋蔵金発掘成功

保障商品の解約・切り替えでお二人あわせて約1万円の埋蔵金発掘に成功しました!

この発掘した埋蔵金1万円を積立に回していきます。

終身保険については
加入してから3年半なので、解約するとそれまで自分たちが支払ってきた金額より戻ってくる金額は少なくなります。

「えっ!?解約したらお金減ってしまうんでしょ!」と思いましたよね?
全然問題ないんです。

ご主人がこれまで支払った金額は約92万円。
それに対して解約して戻ってくる金額は約60万円。

奥様がこれまで支払った金額は約50万円。
それに対して解約して戻ってくる金額は約30万円。

つまり二人合わせて約142万円支払ったものが、解約して戻ってくるのは約90万円なので、約52万円の損をするということです。

さて、この終身保険を「損をするのは嫌だからこのまま続けていく」のと、「一旦損はするけれどがんばらない投資である海外金融商品へ切り替える」のとではどちらがお得なのでしょうか?

具体的に数字で見ていきましょう。

①このまま終身保険を続けていく

まずはこのまま終身保険を続けていった場合を見ていきましょう。
お二人合わせての数字で計算していきます。

3年半前に加入した終身保険をこのまま続けていくと、総額582万円を支払います。
そして60歳の時の解約返戻金は703万円になります。 

つまり、このまま終身保険を続けていくと、
60歳の時に582万円出したものが703万円になるのですから、121万円のプラスになるということですね。
老後資金のために少し増やすことができます。

②「がんばらない投資」である海外金融商品へ切り替える

続けて、終身保険をやめて海外金融商品へ切り替えた場合を見ていきましょう。
これまで加入していた終身保険と同額(約3万円)で切り替えた場合で計算しています。
また海外商品なので本来はドルですが、わかりやすいように円で表記をします。
(1ドル110円で計算しています。)

切り替える海外金融商品は下記の通りです。

種類:元本確保型
契約年齢:35歳
払込終了年齢:55歳(支払期間:20年)
毎月拠出額:300ドル(約33,000円=1ドル110円で計算)

55歳までの20年間、毎月約33,000円を支払っていきます。つまり20年間で総額約792万円を払います。

元本確保型の海外金融商品に切り替えた場合、
20年後の55歳の時に約1,267万円を受け取ることができます。

つまり、792万円出したものが1,267万円になるのですから、475万円のプラスになるということですね。

ここに終身保険をやめたことによって損をした「52万円」を加味していく必要がありますから、475万円プラスになったところから終身保険をやめたことによる「52万円の損」を差し引きます。

つまり475万円−52万円=423万円のプラス、
差し引き最終の受取金額は「1,215万円」になるということですね。

ここまでをまとめてみましょう。

「①このまま終身保険を続けていく」場合、
終身保険を続けることで121万円のプラスになります。

「②がんばらない投資である海外金融商品へ切り替える」場合、
終身保険をやめて一時的な損は出たとしても、海外金融商品へ切り替えることで423万円のプラスになります。

いかがでしょうか?

121万円プラスと423万円プラス、あなたはどちらがお好きですか?

こちらのご夫婦は驚きつつも「切り替える!」と即決でした。

「積立型保険を途中解約すると損をしてしまうでしょ?損をするくらいなら続けていきます!」と思っていた方、こうして実際に計算してみたものを見て「全然問題なかったな」と安心できたのではないでしょうか。

見直しの結果

不要な保障商品の解約・切り替えで発掘できた埋蔵金約1万円も積立に回そうということになりました。
そこでこれまで行っていた終身保険の金額3.2万円+浮いた1万円、そこにもう少し足しても無理なくできそうとのことで、結果としては毎月5万円で海外金融商品への切り替えとなりました。

また、切り替えの比較では元本確保型の海外金融商品を使って計算しましたが、このご夫婦は元本確保型よりも期待値の高い海外金融商品への切り替えをされました。

元本確保型で算出した423万円のプラスよりもっと大きいプラスを期待できるので、これからがとても楽しみだと笑顔で話されていたのがとても印象的です。

そして切り替えから1年後、お子さまが誕生し、学資資金をどうしたら良いかという相談がありました。
元々、保障商品の解約などで発掘した埋蔵金とそれにプラスして上乗せした分で学資資金も賄えるかなとお話ししていたので、そうお伝えしたところ、

「あの時見直しをしていなければ、不要な掛け捨て保険に毎月高い保険料を払い、学資資金でさらにお金を捻出しないといけなかったかと思うと、あの時見直しをして切り替えて本当によかったです」

と、とても良い笑顔で言われたのが印象的で、私もとても嬉しかったです。

積立型保険を辞めることで損をすることに不安を感じる方は多いですが、具体的に計算して比較してみると皆さん安心して切り替えられます。

利回り1%にもならない商品を行っているのであれば、仮に一時の損をしてもパワーのある商品への切り替えをした方が最終的により良い結果が得られるということがお分かり頂けたかと思います。

もしこれまでの私の記事を読んで、私も切り替えた方がいいのかなと少しでも思った方はぜひ計算して比較してみてください。

老後資金でも学資資金でも、何らかの目的を持って何かの商品を使ってお金を増やそうとしているのであれば、よりお金が増えるものを活用していくべきです。

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