ニュースに翻弄されるな!教科書的チャートになったQQQ。

小川 竜一
by 小川 竜一
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米国・欧州株概況、QQQが面白い一週間でした。

先週は特にQQQが教科書的に動きましたね。世界中の何億人という投資家が、同じチャートを同じような思いで眺めているのかと思うと感動すら覚えます。そんな素敵で可愛いチャート、みなさんは楽しまれましたでしょうか?

米国・欧州株概況の記事は、方向感が乏しい中、ポイントがあったので、記者の皆さんも記事を書きやすい一週間だったかもしれませんね。

相場は動くべくして動くもの。

これはいつものことですが、

記事で書かれている理由で「相場が上がった」「相場が下がった」となるわけではなく、あらかじめ〝動いて良い局面〟で〝動いて良い方向〟トリガーが発生した時に、〝動いて良い方向〟に動くだけなのです。(今回のNYダウやQQQのサポートラインを意識した動きが良い例)

でも「相場が上がった」「相場が下がった」という情報源が権威ある新聞だったり、テレビのニュース番組だったりすると、それが理由だったんだ!なんて、すぐに信用してしまう人も多いのが残念ですね。

あなたは大丈夫ですか?

ニュースや新聞の情報はあくまで〝ノイズ〟に過ぎません。

そしてそれらノイズは「中長期で考える〝がんばらない投資〟には全く関係ない」ということを改めてお伝えしておきます。

ノイズに翻弄されず、国にも会社にも家族にも依存せず自由に生きる経済力を手にするために、テレビや新聞などでよく目にする株式ニュース情報を、どんな角度でどんな感覚でどんな温度感で取り入れたら良いのか、私と一緒に楽しく学んでいきましょう。

今回も恒例のツッコミからスタートです(笑

小川のツッコミ付き日経記事

先週の日経新聞記事の一覧です。

2021年2月17日 6:30 (2021年2月17日 6:36更新)
米国株、ダウ続伸し64ドル高 追加経済対策への期待で、ナスダック指数は反落

2021年2月18日 6:28 (2021年2月18日 6:47更新)
米国株、ダウ続伸し90ドル高 連日最高値 金融緩和の長期化観測で

2021年2月19日 6:25
米国株、反落し119ドル安 金利先高観でハイテク株に売り

2021年2月20日 6:34
米国株、ダウ98セント高 景気回復期待が支えも金利上昇は重荷

続伸、続伸、反落、重荷。先週は方向感がない一週間でしたので、プラス用語とマイナス用語が混在した記事の見出しになりました。

各記事の全解説は無理なので、記事の書き出し部分である「NYダウ情報」に絞ってみていこうと思います。

並べてみると以下の通りです。

2021年2月17日 6:30 (2021年2月17日 6:36更新)
【NQNニューヨーク=川内資子】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比64ドル35セント(0.2%)高の3万1522ドル75セントと連日で過去最高値を更新した。追加経済対策の早期成立や新型コロナウイルスのワクチン普及への期待から買いが優勢となった。ただ、長期金利の上昇を受けて高PER(株価収益率)銘柄である主力ハイテク株の一角は売られ、相場の上値は重かった。(上記記事より抜粋)

2021年2月18日 6:28 (2021年2月18日 6:47更新)
【NQNニューヨーク=古江敦子】17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比90ドル27セント(0.3%)高の3万1613ドル02セントと3営業日続けて過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和が長期化するとの観測が相場を押し上げた。通信のベライゾン・コミュニケーションズや石油のシェブロンといった出遅れ銘柄の上昇が、指数を押し上げた。(上記記事より抜粋)

2021年2月19日 6:25
【NQNニューヨーク=岩本貴子】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。前日比119ドル68セント(0.4%)安の3万1493ドル34セントで終えた。米失業保険申請件数が市場予想より多く、雇用回復の勢いが鈍いと受け止められた。長期金利の先高観測を背景に、PER(株価収益率)が高いハイテク株などが売られたことも相場の重荷になった。(上記記事より抜粋)

2021年2月20日 6:34
【NQNニューヨーク=横内理恵】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比98セント高の3万1494ドル32セントで終えた。米政府の追加経済対策や新型コロナウイルスワクチンの普及が米景気の回復を後押しするとの期待が相場を支えた。ただ、米長期金利の上昇が市場心理の重荷となったうえ、利益確定売りも出て引けにかけて伸び悩んだ。(上記記事より抜粋)

方向感がない一週間、ノイズが盛りだくさんであること、あなたは気がつきましたか?

「至って普通の記事に見えるのだけど。。。」

「ノイズ?どういうことなの?」

「上手に解説されていると思うのだけど。。。」

なんて思っていないですよね???

〝がんばらない投資〟をしているあなたは惑わされてはなりませんよ(笑。

各記事に〝軽いツッコミ〟を入れていくと、相場が上がった原因や下がった原因を、記者が頑張って捻り出したということが見えてきます(笑。つまり〝ノイズ〟が見えてきます。

2021年2月17日 6:30 (2021年2月17日 6:36更新)
【NQNニューヨーク=川内資子】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比64ドル35セント(0.2%)高の3万1522ドル75セントと連日で過去最高値を更新した。追加経済対策の早期成立や新型コロナウイルスのワクチン普及への期待から買いが優勢となった。ただ、長期金利の上昇を受けて高PER(株価収益率)銘柄である主力ハイテク株の一角は売られ、相場の上値は重かった。(上記記事より抜粋)

「追加経済対策の早期成立や新型コロナウイルスのワクチン普及への期待から買いが優勢となった」とあるけれど、

・先週それ以前からずっと記事にしているけれど、いつまでその理由?

・結局上がった根本理由は何なの?

2021年2月18日 6:28 (2021年2月18日 6:47更新)
【NQNニューヨーク=古江敦子】17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比90ドル27セント(0.3%)高の3万1613ドル02セントと3営業日続けて過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和が長期化するとの観測が相場を押し上げた。通信のベライゾン・コミュニケーションズや石油のシェブロンといった出遅れ銘柄の上昇が、指数を押し上げた。(上記記事より抜粋)

「米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和が長期化するとの観測が相場を押し上げた」とあるけれど、

・確かにそうかも!でも押し上げたという表現は程遠い上げ方だよw

・で、それしか上がらなかった根本理由は結局何なの?

2021年2月19日 6:25
【NQNニューヨーク=岩本貴子】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。前日比119ドル68セント(0.4%)安の3万1493ドル34セントで終えた。米失業保険申請件数が市場予想より多く、雇用回復の勢いが鈍いと受け止められた。長期金利の先高観測を背景に、PER(株価収益率)が高いハイテク株などが売られたことも相場の重荷になった。(上記記事より抜粋)

「米失業保険申請件数が市場予想より多く、雇用回復の勢いが鈍いと受け止められた。長期金利の先高観測を背景に、PER(株価収益率)が高いハイテク株などが売られたことも相場の重荷になった。」とあるけれど、

・重荷になったってあるけれど、十分頑張って耐えているよ。とどまるべきところで、とどまっているのだからハッキリ書けばいいのでは?

・で、そこでとどまれた根本理由は何?

2021年2月20日 6:34
【NQNニューヨーク=横内理恵】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比98セント高の3万1494ドル32セントで終えた。米政府の追加経済対策や新型コロナウイルスワクチンの普及が米景気の回復を後押しするとの期待が相場を支えた。ただ、米長期金利の上昇が市場心理の重荷となったうえ、利益確定売りも出て引けにかけて伸び悩んだ。(上記記事より抜粋)

「米政府の追加経済対策や新型コロナウイルスワクチンの普及が米景気の回復を後押しするとの期待が相場を支えた」とあるけれど、

・今週も2回使う?いつも中3日くらいで同じような理由を使うよね(笑

「米長期金利の上昇が市場心理の重荷となったうえ、利益確定売りも出て引けにかけて伸び悩んだ」とあるけれど、

・これも一緒。とどまれた理由は結局何なの???

以上、ここまでが小川のツッコミでした(笑。

どうでした???

小川のツッコミ付き日経記事をご覧になって、あなたが持つ記事への印象も少し変わったのではないでしょうか?

ニュースや新聞の情報はあくまで〝ノイズ〟に過ぎません。

そしてそれらノイズは、中長期で考える〝がんばらない投資〟には全く関係ないんだということを改めてお伝えしておきます。

ノイズに翻弄されず、国にも会社にも家族にも依存せず自由に生きる経済力を手にするために、一歩一歩前進していきましょう!


▼▼▼ ここからは難易度が上がります(笑 ▼▼▼

でもまだ待ってくださいね。

実は、まだまだ大きな大きなツッコミ要素があるんです。

その一番のツッコミどころは、「上がった」「下がった」とすごく大変な事態のように記事が書かれていますが、実際はそんなに大変なことではなく、動いてもいい範囲でしか動いていないですよ!ということ(笑

チャートを見てもらえれば「本当だw!」となるはずです。

ここからは難易度が上がりますが、何度か読んでいけば慣れますので、興味がある方はお付き合いください。

恒例の〝がんばらないチャート分析〟をしてみましょう。

がんばらないチャート分析

先週末までのNYダウチャートを見てみましょう。

テクニカル指標の説明は省きますが、設定値は「日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ」。

先週の説明をしたいので、上のチャートの「赤枠部分」を拡大してみます。

次のチャートがその拡大したNYダウチャート。「緑枠で囲った部分」が先週のチャートになります。

先週のNYダウも教科書的な動きと言っていいでしょう。直近1月の高値がサポートライン(①)を超えてから、毎日売りと買いが拮抗する十字線を連発した先々週の状況を引き継ぎました。下髭を長くしながら、サポートライン(①)上で反発し上値圧力にも頑張って耐えて終了する形。

経験の浅い方、チャートの読み方が分からない方でも、なんとなく横に動いただけだなあ

と感じられる方向感に乏しい一週間でした。

いかがですか?

大したことありませんでしょ?

でもこんな書きようのない状況でも、日経新聞はじめ多くのメディアは「上がった」「下がった」と報じてる、報じなきゃならないわけですね。

なんか。。。滑稽じゃありませんか(笑???

このカラクリに気がつくと

「な~んだ!ほとんど動いてないじゃない(笑!」

「この記事オーバーじゃない???」

「記者って大変ご苦労なことやってるなあ~(笑!」

という様に、多くのメディアが報じる〝ノイズ〟を簡単にスルーしながら重要なニュースだけをピックアップできる様になります。

メッセージ

「小川のツッコミ記事」と「がんばらない分析」で解説してきました。

いかがでしたでしょうか?

〝記事へのツッコミ遊び〟は今日からでもすぐに試せますので、吉本の芸人さんばりにツッコミができるよう毎日練習してみてください(笑。

情報源が権威ある新聞だったり、テレビのニュース番組だったり、はたまた立派な経歴を持つ解説者のもっともらしい解説を聞いても〝笑顔〟で温かい目で見ることができるようになりますよ。

最終的にメディアに惑わされない力が養えますのでオススメです。

ノイズに翻弄されず

国にも、会社にも、家族にも依存せず、自由に生きる経済力を手にするために、一歩一歩前進していきましょう!

以上、今回はここまで。

今週もノイズに惑わされないよう注意しながら、〝がんばらない投資〟を楽しんでいきましょう!

(参考)VOO ~眺めてみよう~

↑2019年12月からのVOO(S&P500)チャート、日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ

赤枠部分を拡大してみます。緑枠が先週のチャートです。

同じように眺めてみましょう。何か見えてきませんか???

(参考)QQQ ~眺めてみよう~

↑2019年12月からのVOO(S&P500)チャート、日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ

赤枠部分を拡大してみます。緑枠が先週のチャートです。

同じように眺めてみましょう。何か見えてきませんか???



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