ニュースに翻弄されるな!またまたチャートが楽しかった一週間。

小川 竜一
by 小川 竜一
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米国・欧州株概況、BOXの下限を探る一週間でしたね!

破天荒なQQQが自由に動いたこともあり、NYダウやVOOもそれなりに動いた一週間。先週もチャートが動いた楽しい楽しい一週間でした(笑

米国・欧州株概況の記事は、ネタの宝庫だったので、記者の皆さんも記事を書きやすい一週間だったかもしれませんね。

相場は動くべくして動くもの。

これはいつものことですが、

記事で書かれている理由で「相場が上がった」「相場が下がった」となるわけではなく、あらかじめ〝動いて良い局面〟で〝動いて良い方向〟トリガーが発生した時に、〝動いて良い方向〟に動くだけなのです。(今回のNYダウやQQQのサポートラインを意識した動きが良い例)

でも「相場が上がった」「相場が下がった」という情報源が権威ある新聞だったり、テレビのニュース番組だったりすると、それが理由だったんだ!なんて、すぐに信用してしまう人も多いのが残念ですね。

あなたは大丈夫ですか?

ニュースや新聞の情報はあくまで〝ノイズ〟に過ぎません。

そしてそれらノイズは「中長期で考える〝がんばらない投資〟には全く関係ない」ということを改めてお伝えしておきます。

ノイズに翻弄されず、国にも会社にも家族にも依存せず自由に生きる経済力を手にするために、テレビや新聞などでよく目にする株式ニュース情報を、どんな角度でどんな感覚でどんな温度感で取り入れたら良いのか、私と一緒に楽しく学んでいきましょう。

今回も恒例のツッコミからスタートです(笑

小川のツッコミ付き日経記事

先週の日経新聞記事の一覧です。

2021年3月2日 6:15
米国株、ダウ反発603ドル高 4カ月ぶり上げ幅 経済正常化の期待で

2021年3月3日 6:22 (2021年3月3日 7:59更新)
米国株、ダウ反落143ドル安 ハイテク株に利益確定売り

2021年3月4日 6:29 (2021年3月4日 8:26更新)
米国株、ダウ続落121ドル安 長期金利上昇でハイテク株総崩れ ナスダック2カ月ぶり安値

2021年3月5日 6:28 (2021年3月5日 6:44更新)
米国株、続落し345ドル安 長期金利上昇で投資家心理が悪化

2021年3月6日 6:42
米国株、ダウ反発し572ドル高 良好な米雇用統計で景気回復期待強まる

4カ月ぶり上げ幅、反落、続落、続落、反発。先週もプラス用語とマイナス用語が混在した記事の見出しになりました。

各記事の全解説は無理なので、記事の書き出し部分である「NYダウ情報」に絞ってみていこうと思います。

並べてみると以下の通りです。

2021年3月2日 6:15 【NQNニューヨーク=張間正義】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発した。前週末比603ドル14セント(1.9%)高の3万1535ドル51セントで終えた。上げ幅は2020年11月9日以来、4カ月ぶりの大きさ。新型コロナウイルスのワクチン普及や米政府の追加経済政策の早期成立で経済活動の正常化が進むとの見方から、幅広い銘柄に買いが入った。ダウ平均の上げ幅は700ドルを超える場面もあった。(上記記事より抜粋)

2021年3月3日 6:22 (2021年3月3日 7:59更新)【NQNニューヨーク=横内理恵】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比143ドル99セント(0.5%)安の3万1391ドル52セントで終えた。ダウ平均が前日に603ドル高と4カ月ぶりの上げ幅を記録した後とあって、目先の利益を確定する売りが優勢だった。主要ハイテク株が総じて下げ、投資家心理を冷やした。(上記記事より抜粋)

2021年3月4日 6:29 (2021年3月4日 8:26更新)【NQNニューヨーク=古江敦子】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比121ドル43セント(0.4%)安の3万1270ドル09セントで終えた。新型コロナウイルスのワクチン普及への期待から買いが先行したが、米長期金利の上昇でハイテク株への売りが膨らんだ。ナスダック総合株価指数が大幅安となるにつれ、ダウ平均も取引終了にかけて下げに転じた。(上記記事より抜粋)

2021年3月5日 6:28 (2021年3月5日 6:44更新) 【NQNニューヨーク=岩本貴子】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比345ドル95セント(1.1%)安の3万0924ドル14セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて長期金利が1.5%台に上昇し、投資家心理が悪化。金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄を中心に売られた。(上記記事より抜粋)

2021年3月6日 6:42 【NQNニューヨーク=戸部実華】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比572ドル16セント(1.9%)高の3万1496ドル30セントで終えた。取引開始前に発表された2月の米雇用統計で雇用者数が市場予想を上回って増え、米労働市況が改善しているとの見方が広がった。ただ、米長期金利の上昇が高PER(株価収益率)株の重荷となり、午前中にダウ平均は150ドルあまり下げる場面もあり、値動きは荒かった。(上記記事より抜粋)

方向感がない一週間、ノイズが盛りだくさんであること、あなたは気がつきましたか?

「至って普通の記事に見えるのだけど。。。」

「ノイズ?どういうことなの?」

「上手に解説されていると思うのだけど。。。」

なんて思っていないですよね???

〝がんばらない投資〟をしているあなたは惑わされてはなりませんよ(笑。

各記事に〝軽いツッコミ〟を入れていくと、相場が上がった原因や下がった原因を、記者が頑張って捻り出したということが見えてきます(笑。つまり〝ノイズ〟が見えてきます。

2021年3月2日 6:15 【NQNニューヨーク=張間正義】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発した。前週末比603ドル14セント(1.9%)高の3万1535ドル51セントで終えた。上げ幅は2020年11月9日以来、4カ月ぶりの大きさ。新型コロナウイルスのワクチン普及や米政府の追加経済政策の早期成立で経済活動の正常化が進むとの見方から、幅広い銘柄に買いが入った。ダウ平均の上げ幅は700ドルを超える場面もあった。(上記記事より抜粋)

「新型コロナウイルスのワクチン普及や米政府の追加経済政策の早期成立で経済活動の正常化が進むとの見方から」とあるけれど、

・先週それ以前からずっと記事にしているけれど、いつまでその理由?

・結局動いた根本理由は何なの?

2021年3月3日 6:22 (2021年3月3日 7:59更新)【NQNニューヨーク=横内理恵】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比143ドル99セント(0.5%)安の3万1391ドル52セントで終えた。ダウ平均が前日に603ドル高と4カ月ぶりの上げ幅を記録した後とあって、目先の利益を確定する売りが優勢だった。主要ハイテク株が総じて下げ、投資家心理を冷やした。(上記記事より抜粋)

「4カ月ぶりの上げ幅を記録した後とあって、目先の利益を確定する売りが優勢」とあるけれど、

・少し惜しい(笑!!!でもそんな感じだよね。

・で、動いた根本理由は結局何なの?

2021年3月4日 6:29 (2021年3月4日 8:26更新)【NQNニューヨーク=古江敦子】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比121ドル43セント(0.4%)安の3万1270ドル09セントで終えた。新型コロナウイルスのワクチン普及への期待から買いが先行したが、米長期金利の上昇でハイテク株への売りが膨らんだ。ナスダック総合株価指数が大幅安となるにつれ、ダウ平均も取引終了にかけて下げに転じた。(上記記事より抜粋)

「新型コロナウイルスのワクチン普及への期待から買いが先行したが、米長期金利の上昇でハイテク株への売りが膨らんだ」とあるけれど、

・その2つの理由、今年いっぱい使う気じゃないよね?

・で、動いた根本理由は結局何なの?

2021年3月5日 6:28 (2021年3月5日 6:44更新) 【NQNニューヨーク=岩本貴子】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比345ドル95セント(1.1%)安の3万0924ドル14セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて長期金利が1.5%台に上昇し、投資家心理が悪化。金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄を中心に売られた。(上記記事より抜粋)

「長期金利が1.5%台に上昇し、投資家心理が悪化」とあるけれど、

・トリガーはそうだよね!珍しく同調できます(笑

・でも、動いた根本理由は結局何なの???

2021年3月6日 6:42 【NQNニューヨーク=戸部実華】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比572ドル16セント(1.9%)高の3万1496ドル30セントで終えた。取引開始前に発表された2月の米雇用統計で雇用者数が市場予想を上回って増え、米労働市況が改善しているとの見方が広がった。ただ、米長期金利の上昇が高PER(株価収益率)株の重荷となり、午前中にダウ平均は150ドルあまり下げる場面もあり、値動きは荒かった。(上記記事より抜粋)

「米雇用統計で雇用者数が市場予想を上回って増え、米労働市況が改善しているとの見方が広がった」とあるけれど、

・米雇用統計がトリガーかもしれないけれどチャート的には他にも理由があるよね?

・でも、動いた根本理由は結局何なの???

以上、ここまでが小川のツッコミでした(笑。

どうでした???

小川のツッコミ付き日経記事をご覧になって、あなたが持つ記事への印象も少し変わったのではないでしょうか?

ニュースや新聞の情報はあくまで〝ノイズ〟に過ぎません。

そしてそれらノイズは、中長期で考える〝がんばらない投資〟には全く関係ないんだということを改めてお伝えしておきます。

ノイズに翻弄されず、国にも会社にも家族にも依存せず自由に生きる経済力を手にするために、一歩一歩前進していきましょう!


▼▼▼ ここからは難易度が上がります(笑 ▼▼▼

でもまだ待ってくださいね。

実は、まだまだ大きな大きなツッコミ要素があるんです。

その一番のツッコミどころは、「上がった」「下がった」とすごく大変な事態のように記事が書かれていますが、実際はそんなに大変なことではなく、動いてもいい範囲でしか動いていないですよ!ということ(笑

チャートを見てもらえれば「本当だw!」となるはずです。

ここからは難易度が上がりますが、何度か読んでいけば慣れますので、興味がある方はお付き合いください。

恒例の〝がんばらないチャート分析〟をしてみましょう。

がんばらないチャート分析

先週末までのNYダウチャートを見てみましょう。

テクニカル指標の説明は省きますが、設定値は「日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ」。

先週の説明をしたいので、上のチャートの「赤枠部分」を拡大してみます。

次のチャートがその拡大したNYダウチャート。「緑枠で囲った部分」が先週のチャートになります。

先週のNYダウも教科書的な動きと言っていいでしょう。先々週に今年1月の高値ライン(①)を意識した大きな下げを演じてから、EMA50と接近。そして先週はフィボナッチの23.6%と2020年3月の最安値と2020年11月の最安値を結んだサポートライン(②)で反発して終了。

今週はライン①とライン②のペナントの中で動くのか、ライン②を割ってEMA100に向かうのか、これから楽しみです(笑

いかがですか?

大したことありませんでしょ?

でもどんな状況でも、日経新聞はじめ多くのメディアは「上がった」「下がった」と報じてる、報じなきゃならないわけですね。

なんか。。。滑稽じゃありませんか(笑???

このカラクリに気がつくと

「な~んだ!ほとんど動いてないじゃない(笑!」

「この記事オーバーじゃない???」

「記者って大変ご苦労なことやってるなあ~(笑!」

という様に、多くのメディアが報じる〝ノイズ〟を簡単にスルーしながら重要なニュースだけをピックアップできる様になります。

メッセージ

「小川のツッコミ記事」と「がんばらない分析」で解説してきました。

いかがでしたでしょうか?

〝記事へのツッコミ遊び〟は今日からでもすぐに試せますので、吉本の芸人さんばりにツッコミができるよう毎日練習してみてください(笑。

情報源が権威ある新聞だったり、テレビのニュース番組だったり、はたまた立派な経歴を持つ解説者のもっともらしい解説を聞いても〝笑顔〟で温かい目で見ることができるようになりますよ。

最終的にメディアに惑わされない力が養えますのでオススメです。

ノイズに翻弄されず、国にも会社にも家族にも依存せず自由に生きる経済力を手にするために、一歩一歩前進していきましょう!

以上、今回はここまで。

今週もノイズに惑わされないよう注意しながら、〝がんばらない投資〟を楽しんでいきましょう!

(参考)VOO ~眺めてみよう~

↑2019年12月からのVOO(S&P500)チャート、日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ

赤枠部分を拡大してみます。緑枠が先週のチャートです。

同じように眺めてみましょう。何か見えてきませんか???

(参考)QQQ ~眺めてみよう~

↑2019年12月からのVOO(S&P500)チャート、日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ

赤枠部分を拡大してみます。緑枠が先週のチャートです。

同じように眺めてみましょう。何か見えてきませんか???



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