だからカモられる!「日本が安全だという神話を信じている」

古田島 三和
by 古田島 三和
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楽しい投資ライフを手にするためのアドバイスとして毎日配信しているラジオ『がんばらない投資チャンネル』から、トピックを取り上げてこちらのブログで古田島が自分の見解をお話ししていきます。

今回は #29 だからカモられる!「日本が安全だという神話を信じている」についての解説。〝がんばらない投資〟でお金の不安を楽しく解消し〝充実した投資ライフ〟を実現するためにはどうしたらいいのか?カモられ度診断30の回答を一つずつ掘り下げていってみましょう!

#11「カモられ度診断」-30の質問- だから貴方はカモられる!
あなたが投資でカモられないための30の質問をしました。まだチェックしていないよ!という方は是非まず#11をお試しください。


結論はこうでしたね。

「日本という小さな一部分しか見ない〝小さな視点〟ではなく、もっと世界全体を見る〝大きな視点〟を持とう!」とのことでした。

コンサルの時に

日本円が一番ですよね
やっぱり日本の銀行が好きです

など言われることがあります。

あなたはどうでしょうか?
生まれも育ちも日本だから日本が一番だと思っている!という声が多い気がします。

もちろん、私も日本が好きですよ。
住みやすいと思いますし、安全ですし、食べ物は美味しいし。
さらに日本語が通じる(笑)

でもお金に関してはどうなんでしょうか?

このグローバル時代、お金を海外で育てるという発想は大切です。
今回のラジオでは「日本が安全!」と思っている人にとってみたらビックリすることがあるかもしれません。

ぜひラジオで確認してみてくださいね。

アドバイスについて


ラジオの中では、世界と日本を比較して、世界の中で日本はどうなのかをお伝えしていきました。

あなたならG7のどこに銀行口座を作りたいですか?

この質問に対して、次の3つの点で比較・解説していきましたね。

①格付け
②デフォルト
③利子

ちなみにG7、主要7カ国と言われているところは
アメリカ・カナダ・ドイツ・イギリス・フランス・イタリア・日本です。

①格付け

まず格付け。
格付け機関が発表したそれぞれの国の安全性や信用度を見ていきましょう。

日本はG7の中で6番目です。下から2番目。

②デフォルト

次にデフォルト。
いわゆる借金を踏み倒してお金の約束を破った!ということです。

7カ国のうち、4カ国がデフォルトしています。
そして注目!

日本だけ2回もデフォルトしているんです!

どうでしょう。
あなたの知人・友人で2回借金踏み倒したという人がいたとしたら。
私なら信用ならないなと思います。

それをやっているんです、日本は。

③利子

最後に利子。
各国の10年国債利回りを比較します。

預けたらマイナスになるのがドイツ・フランス・日本の3カ国ですね。


この3つの情報をまとめます。

日本は
・格付けは7カ国中6番目(下から2番目)
・デフォルトは悪い意味で第1位(しかも飛び抜けて)
・利子はマイナス。つまり預けたらマイナスになる。

いかがでしょうか?

最初にこう質問しました。
あなたならG7のどこに銀行口座を作りたいですか?

言い換えますね。
あなたならG7の中でお金を置いておきたくないと思う国はどこでしょう?

「日本」

と答える方、結構多いと思います。

でも、「ペイオフがあるんだから、日本の銀行は安全でしょ!?」と言われることもあります。

ペイオフというのは、銀行が破綻した時に、預金者1人当たり元本1000万円までとその利息は全額保護されるというものです。

三井住友DSアセットマネジメント ペイオフ


「ペイオフもあるし、そもそも日本の銀行は潰れないでしょ」と言われる方もいます。
でも実際にあったんです。2010年に。
「日本振興銀行」が破綻してペイオフが発動しました。

日本経済新聞 振興銀が破綻 金融庁、初のペイオフ発動


預金保険機構が保証したわけですが、最終弁済まで6年かかり、弁済率は60.95686%でした。

預金保険機構 日本振興清算株式会社の最終弁済に係る精算払及び弁済金支払の実施等について

弁済率60.95686%、つまり約4割の資産は預金者に返っていないということになります。
例え全額戻ってきたとしても6年も待たなければいけない。

どうでしょうか?

もしここに預けておいたお金が、必要な時に使えるようにと置いていたお金だったら。
その必要な時が来たのに、戻ってこないとなったら。

困りませんか?
私なら困ります。

ペイオフが発動したのはこの1回だけです。そんなに頻繁にはないでしょう。
でも、過去に銀行が破綻してペイオフが発動したという事実があるんです。
全額返ってきているわけでもないし、返済まで6年という月日がかかったのも事実です。

そして平成以降の約30年間で、破綻・救済・合併吸収された銀行や信用金庫などの金融機関の数

なんと180以上もあるんです!

自分が預けているところは絶対大丈夫と思っている方はちょっと危険かもしれません。
こうした〝事実〟を念頭に置いておいた方がいいと思いますよ。

だからといって
「日本は危険なんだ!」なんて不安を煽りたいわけではないんです。

あくまでも、このグローバル時代、
日本だけという〝小さな視点〟ではなく、もっと世界全体を見る〝大きな視点〟を持つこと、これがとっても大事だということをお伝えしたいです。

このラジオをきっかけに、あなたが「大きな視点を持つことができた!」となっていただけたら、私は嬉しいです。

メリットについて


小川がラジオで3つほどメリットを挙げていました。

その中で私も感じることができたメリットは、「投資商品の視野を広く持てる」ことです。

日本は世界の中でこんな感じなんだなというのを把握することで、
「日本第一!」「日本が絶対!」という安全神話に縛られることがなくなります。
そうすると見方も変わってくるはず。

例えば国債に投資したいと思っていたとします。
当初は日本国債に投資しようと思っていたけど、先ほどのG7の比較を見て、3つの視点から総合すると、〝国債に投資するならアメリカとカナダがいいのかな〟なんて思えるようになるかもしれません。

何となく海外って敷居が高い、ハードルが高いなんて思っていた方も、
〝日本はお金に関しては実は優等生ではない〟という事実を認識することで、海外への抵抗も少なくなるのではないでしょうか。
海外への抵抗が少なくなれば、投資商品の視野も広く持てるようになります。

この投資商品の視野が広がることで、ラジオで話していた2つ目のメリットにも繋がりますね。

これまでに何度もお伝えしていますが、日本には世界の金融商品の4~7%しか入ってきていません。
投資商品の視野が広がることで、あなたの希望や状況、目的により合った商品に出会うことができるようになります。

ぜひ大きな視点を持って、投資商品についても幅広い中から選択できるようになっていただけたらと思います。

結論より

結論
日本という小さな一部分しか見ない〝小さな視点〟ではなく、もっと世界全体を見る〝大きな視点〟を持とう!

アールトラスト公式ラジオ「がんばらない投資チャンネル」、
だからカモられる!「日本が安全だという神話を信じている」を私、古田島が解説してきました。

結論は、
〝日本という小さな一部分しか見ない〝小さな視点〟ではなく、もっと世界全体を見る〝大きな視点〟を持とう!〟でした。

国にも会社にも家族にも依存せず自立した経済力を手にするためにも、そして何よりも楽しい投資ライフを送るためにも、投資で成果を上げるための大切な考え方ですので是非とも参考にしてください。

私、古田島も応援しています!



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