2025/12/03

米中新冷戦時代の混乱に備える:レイコが選んだ「金」という安心資産

12/3発売の第2弾、第5章をご紹介

本日12月3日に、拙著の第2弾『今すぐ金貨を買いなさい!彼女たちがGOLDを選んだ理由』がいよいよ発売になりました。今日はその中から「第5章:「解放の日」以降の世界 ― 米中冷戦時代の幕開け / レイコ編」をピックアップして抜粋解説しました。

本記事では国際物流の現場から米中対立の影響を描くレイコ編の魅力に迫ります。



揺れる世界情勢と日常生活が交差する朝

朝のニュースに思わず手が止まりました。米国と中国の対立激化を伝える画面には、「米中の報復合戦で物流コスト急騰」「生活必需品の価格に影響も」といった見出しが踊っています。現実のニュースでも、米中双方が港湾使用料の引き上げなど強硬措置をとりあい、その余波で超大型タンカーの運賃が急騰したと報じられました。輸送コストが数百万ドル規模で跳ね上がれば、いずれ私たちの生活必需品の価格や入手状況にも影響が及ぶかもしれません。「もしかして、明日の暮らしは大丈夫だろうか?」──そんな不安が胸をよぎります。

一見すると自分たちの暮らしとは無関係に思える米中対立ですが、サプライチェーン(供給網)の混乱は物価上昇や納期遅延となって私たちの生活に返ってくるものです。事実、強硬な関税措置の応酬が続けば国際物流は麻痺状態に陥り、企業活動の停滞から景気悪化、果ては株価急落など連鎖的に波及しかねません。最近では「安全保障上の新冷戦」とも称される米中の経済摩擦により、世界経済の先行きは一気に不透明感を増しています。こうしたニュースを目にする度に、私たち一般の働く世代も他人事ではいられないと感じるのではないでしょうか。私たちの家計や資産運用にどんな影響が出るのかと不安を抱えて当然です。

「解放の日」後の世界──国際物流の現場で何が起きているのか

そんな不安と隣り合わせの日常だからこそ、本書の物語は心に響きます。第5章の主人公レイコは、国際物流の最前線に身を置いています。物語の舞台は「解放の日」と呼ばれる出来事を境に世界秩序が一変し、新たな米中冷戦時代へ突入した2025年以降の日本です。国際物流のプロである彼女の目には、米中対立がもたらす現場の混乱がありありと映っています。

「解放の日」以降、米中両国は互いに経済制裁や輸出規制を強め、世界の物流網は寸断されがちです。レイコの勤める会社の同僚たちは、輸入予定だった部品や原材料が急に入ってこなくなり、生産ラインの停止を余儀なくされる──そんな悲鳴にも似た声を漏らします。実際にニュースでも、トランプ米大統領が「中国からの輸入品に11月から100%の追加関税を課す」と表明したとの報道が市場に大きな衝撃を与えました。対する中国も戦略物資であるレアアース(希土類)の輸出を厳格化し、応酬は激しさを増すばかりです。レイコはその知らせを聞くたび、「このままでは世界中の物流が止まってしまう……」と現場感覚ならではの危機感を覚えずにはいられません。

かつてレイコは政治的な緊張が輸送スケジュールを狂わせる経験を幾度もしました。飛行機や船が当たり前に行き来し、工場から店頭までモノが流れるありがたみ──それは平和で安定した国際関係に支えられてこそ成り立つ「見えない前提条件」だったのです。だからこそ彼女は、米中の新冷戦がその前提を根底から揺るがしている現状に、人一倍強い不安を感じています。

レイコの胸に芽生えた「金(GOLD)」への関心

世界規模の不協和音は、レイコ個人の生活にも影を落とし始めました。スーパーに行けば輸入品の値上がりを肌で感じ、ニュースでは株価乱高下や為替の急変動が報じられています。幼い子どもの将来や住宅ローンのことを考えると、胸のざわつきを抑えられません。「このまま預金しているだけで大丈夫かしら。もしもの備えに何かできることはないの?」──将来への不安がふくらむ中、レイコはある日の金市場レポートに目が留まります。

それは「安全資産への逃避が加速、金価格が史上最高値を更新」という内容でした。米中の貿易摩擦が激化するとの懸念から金現物の価格がついに過去最高値を付けたといいます。事実、金現物の価格は1オンスあたり3,167.57ドルと過去最高値を更新し、2025年に入ってからだけでも19%、2022年末からは71%もの上昇となっていると報じられていました。レイコは「金の価格がこれほど上がるなんて…!」と驚くと同時に、その背景にある“安全な逃避先”を求める人々の心理に思い当たりました。世界が不安定になるほど、人々はリスク回避のために金(GOLD)を買う傾向がある──頭では漠然と知っていた市場原理が、現実のニュースによって生々しく突きつけられたのです。

さらにレイコの心を捉えたのは、同じレポート内にあった「各国の中央銀行が金を積極的に買い増している」という一節でした。調べてみると、世界の中央銀行は2022年に合計1,135.7トンもの金を購入し、その後も年1,000トンを超えるペースで買い増しを続けていることが判明したのです。専門家はこのデータについて「各国のドル離れ(脱ドル)が加速している証拠だ」と指摘しています。なかでも中国人民銀行はその代表例ですが、米ドルへの依存度を下げ、代わりに価値の普遍的な金を備える動きは中国だけに留まりません。ロシアやインド、中東諸国なども外貨準備に占めるドル比率を減らし、金の保有量を増やしているといいます。つまり、世界規模で“有事に備えて金を持つ”潮流が起きているのです。

この事実にレイコはハッとしました。国家レベルで将来不安に備え「金」を蓄えているのであれば、同じ不安を抱える自分たち個人がそれを選択肢に入れない手はないのではないか──そう考えたのです。米中覇権争いの激化は基軸通貨ドルの価値を揺るがすリスクがあります。だとすれば、発行体の信用に依存せず世界共通の価値を持つ金こそが、最後の拠り所になるのではないか。レイコの中で、金(GOLD)への関心が日に日に大きくなっていきました。

◉レイコが気付いた「金」を持つ意味

  • 有事に強い安定資産
    地政学リスクや金融危機の局面で、金は価格が下落しにくく安定した価値を保ちます。実際、米中摩擦への不安が広がった今秋、日本の金価格は史上最高値を更新し、安全資産を求める動きが顕著になりました。経済が揺れる局面でこそ、金の「最後の砦」としての頼もしさが際立ちます。
  • 世界が認める価値と「脱ドル」の流れ
    金はどの国にも属さない無国籍通貨と言われ、世界中で不変の価値が認められてきました。ゆえに極端な金融緩和やインフレで紙幣の価値が下がっても、金そのものは希少な実物資産として価値を保ちやすいのです。各国の中央銀行が金を買い増す動きは、この「金こそ信頼できる価値の基盤」との考えの表れでしょう。

家族の未来を守るため、第一歩を踏み出す勇気

こうしてレイコは、混乱する国際情勢の中で一つの答えに辿り着きます。それは、自分の大切な資産の一部を「金」という安全資産としてきちんと備えておくことでした。デスクの片隅に置かれた小さな金色のブリタニア金貨に目を留めると、手のひらにずっしりと感じる金貨の重みは、単なる貴金属以上の意味を持っていました。美しい輝きを放つその一枚に、レイコは「金は裏切らない」という安堵と自信を抱くのです。国際物流の最前線に立つ彼女が、自らの羅針盤を手に入れた瞬間でした。

この第5章「レイコ編」は、米中新冷戦時代という激動の世界を背景にしながら、一人の女性が不安に立ち向かい行動を起こす物語として独立した輝きを放っています。他の章の主人公たち同様、レイコもまた「自分の資産は自分で守るしかない」というシンプルかつ力強い真実に行き着きました。本書全体を通じて流れるテーマではありますが、レイコの物語は国際物流という視点からそのメッセージをより生活実感のある形で描き出しています。

現実のニュースでも日々伝わる米中対立やインフレ、通貨不安…。レイコの感じた危機感は、私たち読者自身の不安と重なります。だからこそ彼女が金を持つ意味に気づき、行動へとつなげようとする勇気に、私たちは大きな共感と学びを得るはずです。グローバルな荒波に翻弄される時代でも、決して無力ではない。自分の意志で資産防衛の一歩を踏み出すことで、不安は希望と自信に変えられるのだと教えてくれるのです。

第5章を読み終えたとき、きっとあなたもレイコと一緒にほっと胸を撫で下ろし、「私にもできることがある」と前向きな気持ちになれるでしょう。その具体的な方法として金投資がぐっと身近に感じられるに違いありません。世界の動きと日々のくらしを交差させながら紡がれるリアルなストーリーを通じて、資産を守る知恵と勇気をぜひ受け取ってください。そして、この書籍を手に取り、金投資の第一歩を踏み出してみませんか?きっとそれが、将来の安心へとつながるゴールドの扉を開く鍵となるはずです。

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