2025/12/02

サユリが解説!金とは何か?|世界の中央銀行が「買い集める」理由

12/3発売の第2弾、第4章をひと足先に

12月3日に、拙著の第2弾『今すぐ金貨を買いなさい!彼女たちがGOLDを選んだ理由』がいよいよ発売になります。今日はその中から「第4章:「金」の本質 ― 人類が5000年間選び続けた理由 / サユリ編」をピックアップして抜粋解説しました。

2025年、ニューヨーク市場で金価格が史上最高値を更新する場面がありました。一時1トロイオンスあたり3,052ドル台に達し、翌4月には一時3,500ドルに迫る値動きも記録されています。金相場の高騰の背景には、世界的なドル離れ(脱ドル)の流れがあります。実際、中国やインド、ロシアなど各国の中央銀行が米ドルの代わりに外貨準備としての金保有を増やしており、2024年まで3年連続で年間1,000トン超の金を購入するという記録的なペースとなっています。ロシアによるウクライナ侵攻以降は制裁リスクのあるドル資産から金へ資金を移す動きも顕著で、各国の「金買い」の勢いが歴史的高値圏の金価格を支えているのです。今、世界の経済や地政学リスクに不安を感じる人々の間で「やはり最後に信じられるのは金(GOLD)ではないか」という関心が高まっています。

こうした現代の動きは、「なぜ人類が5000年間も金を信じ続けてきたのか」という根源的な問いを想起させます。本記事では、『今すぐ金貨を買いなさい!彼女たちがGOLDを選んだ理由』第4章「金の本質|人類が5000年間選び続けた理由」(サユリ編)の内容をご紹介しながら、歴史研究者サユリの視点で「人類がなぜ金を選び続けてきたのか」に迫ってみたいと思います。古代から現代まで不変の価値を持つとされる「金」という存在の本質に、一緒に触れてみましょう。



歴史が証明する金の価値

金(GOLD)はその美しい輝きと希少性から、古代から現代まで常に特別な価値を持つ存在です。人類がこれまでに採掘・精錬した金の総量は約21万トン程度と推定されており、これはオリンピック公式プールわずか4杯分の体積にしかなりません。何千年も世界中から集めてもプール数杯分に過ぎないという極めて限られた量しか存在しない──この希少性の高さこそが、長い歴史を通じて金の価値を支えてきた最大の要因です。その希少さゆえ、どの時代でも金を手にしたい人は後を絶たず、需要と供給の関係から見ても金の価値は常に安定してきました。多くの文明で金が通貨や宝飾品として珍重され、「普遍的な価値の保存手段」として扱われてきた背景には、この揺るぎない希少価値があるのです。

もっとも、金が5000年もの長きにわたり価値を保ち続けてきた理由は、単に希少だからというだけではありません。サユリが番組の中で解説しているように、金には他の物質にない特性がいくつも備わっています。まず、金は極めて腐食しにくく、年月が経っても輝きを失わない金属です。いわゆる「錆びない」性質を持ち、まさに永遠性の象徴と言えます。例えば、古代エジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクは約3300年の時を経た現在でもなお眩い光沢を放っています。金の不変の輝きを目の当たりにすれば、人々が「永遠の価値」をそこに見出してきたこともうなずけるでしょう。

次に、金は展延性(延ばして広げる性質)が非常に高い点も特筆されます。実は1グラムの金を糸状に伸ばすと、なんと約3kmもの長さにまで引き伸ばすことができるのです。それほど柔らかく加工しやすい金属であるため、古代から工芸品や宝飾品に盛んに用いられてきました。美しい細工を施しやすい素材だったことが、人々に愛される要因の一つでもあります。また、人類が比較的早い時代から精錬法を見つけ出せた金属であることも重要です。他の金属と異なり、金は自然界で塊(砂金など)として産出するため、炉を使った高度な精錬技術がなくとも人の手に渡りました。このおかげで古代文明においていち早く貴重品・貨幣として流通し、富と権力の象徴となったのです。

要するに、「美しく希少で、腐食せず長持ちし、しかも人が扱いやすい」──この三拍子が揃ったからこそ、金は時代や文明を超えて変わらぬ価値を持ち続けてきたのだとサユリは指摘します。歴史の教科書を紐解けば、古今東西を問わず人類が金に特別な信頼を寄せてきた証拠が数多く見つかります。古代エジプトやローマ帝国での黄金崇拝、中世・近代の金本位制による通貨の信用支え、そして現代のジュエリーや資産保全手段に至るまで、金は一貫して「価値の基盤」として機能してきました。サユリは歴史研究者の立場から、「歴史が証明する黄金の価値」を冷静に語り、現代に生きる私たちに貴重な示唆を与えてくれます。

現代社会と黄金のゆるぎない価値

歴史を振り返ると、人々が不安を感じたとき常に頼ってきたのが金でした。これは現代社会でも変わりません。むしろ、グローバル化した経済と不透明な情勢に揺れる今だからこそ、金の真価が再認識されています。実際、近年「有事の金」という言葉をニュースで耳にする機会が増えています。地政学的リスクが高まったり金融不安が広がったりすると、投資マネーや資産が金に集まる傾向が顕著です。先述のように世界各国の中央銀行までもがこぞって金を買い増しているのは、その極端な例と言えるでしょう。各国政府・中央銀行にとって金は「信用不安に対する最後の拠り所」であり、非常時でも価値がゼロにならない保険なのです。こうした動きは「ドル一極支配の時代の終焉」つまり基軸通貨である米ドルへの信認低下を示唆するものでもあり、世界経済の新たな潮流として注目されています。

もちろん、一般の個人にとっても金の価値は身近な現実です。日本国内でも金価格は近年上昇を続け、2025年10月には小売ベースで1グラムあたり23,000円超という過去最高水準に達しました。インフレや円安が進行する中、「資産を守るなら金を持っておいた方が安心」と考える個人投資家も増えています。また、中国やインド、中東諸国などでは伝統的に個人レベルで金を資産として重視する文化がありますが、そうした国々のみならず日本を含め世界的に「現物の金を手元に置いて安心したい」という動きが広がりつつあります。つまり、現代においても金は究極の安全資産としての輝きを放ち続けているのです。

本書の第4章「金の本質 ― 人類が5000年間選び続けた理由」では、歴史の知恵を交えながら金という資産の揺るぎない価値が描かれています。サユリはテレビ番組での解説を通じ、5000年の歴史が証明するゴールドの魅力をわかりやすく伝えてくれました。現代の私たちが直面する経済的な不安や通貨への不信感は、実は歴史が繰り返し示してきた「人々が金に立ち返る瞬間」と重なります。サユリの語り口は穏やかですが、その内容は現代人にとって他人事ではなく切実なテーマと言えるでしょう。

おわりに:歴史を鏡に“金”という安心を手に取る

サユリ編の物語のクライマックスでは、歴史を知る彼女自身もまた、祖母から受け継いだ一枚の五円金貨を手のひらに乗せながら、「黄金の物語をこれからも追い続けたい」と静かに誓います。長い人類の歩みを研究してきたサユリだからこそ、現在の世界情勢の中で改めて金の価値に気付かされたのかもしれません。5000年もの間、人々の信頼を集めてきた黄金は、時代が変わっても色褪せることなく私たちに安心を与えてくれる存在です。サユリの決断に続くように、まずは身近なところから“金投資の第一歩”を踏み出してみませんか?歴史が語る知恵に学びつつ、小さな金貨一枚からでも自分の未来に「黄金の備え」を用意しておけば、いざという時きっと心強い味方になってくれることでしょう。

書籍紹介動画

👉 書籍詳細(購入)はコチラ!

お知らせ

👉 第1弾書籍詳細(購入)はコチラ!


コメントを残す

CAPTCHA


CONTACT
矢印