2025/11/27

貿易戦争の不安に備える:女性起業家ユミが選んだ資産防衛策とは

12/3発売の第2弾、第1章をひと足先に

12月3日に、拙著の第2弾『今すぐ金貨を買いなさい!彼女たちがGOLDを選んだ理由』がいよいよ発売になります。今日はその中から「第1章:米中貿易戦争、再燃 / ユミ編」をピックアップして抜粋解説しました。

米中の追加関税やインフレのニュースが続くなかで、「今のままでは資産を守れないかもしれない」と不安になったユミが、なぜ“金(GOLD)”という選択肢に目を向け始めたのか。

・なぜ「攻め一辺倒」だったユミが、会社と個人の両方で“守りの戦略”を考え始めたのか
・なぜ預金だけでなく、「金」をポートフォリオに組み入れる発想にたどり着いたのか
・投資初心者でもマネできる「有事に備える資産の考え方」はどこか

第2弾の世界観を先にのぞき見したい方は、ぜひ本日の記事を読んでみてください。そして、12/3発売の書籍本編で、ユミ以外の「彼女たち」がどんな理由でGOLDを選んだのかも、じっくり味わってもらえたらうれしいです。



再燃する米中貿易戦争が市場にもたらす不安

昨今、米国と中国の間で貿易摩擦が再び激化する兆しが報じられています。ニュースでも、「アメリカと中国の貿易摩擦が再燃していることを背景に、金の価格が最高値を更新しています」と伝えられ、市場には大きな動揺が広がりました。2024年の米大統領選を経てトランプ氏が再び政権に就き、米中の対立がかつてのようにエスカレートするのではという懸念が拡大しているのです。

実際、トランプ大統領が中国からの輸入品に対して追加で関税を100%課す考えを示したとの報道もあり、多くの投資家に衝撃を与えました。一方で中国側も内心穏やかではありません。国営メディアではアップルやテスラなど米国企業との「強固な連携」をアピールする報道が増えました。それは、トランプ政権復活で貿易紛争再燃が懸念される中、中国側が1期目のような対立激化を避けたい思惑の表れとも言われています。

しかし現実には、米中双方が強硬措置をとれば報復の連鎖が起こり、世界経済の先行きは一気に不透明になります。関税の応酬によってサプライチェーン(供給網)が混乱し、企業業績や景気が冷え込めば、株式市場が急落する可能性も高まります。事実、貿易戦争への懸念が高まった局面では金や為替市場に変動が生じ、投資家心理が冷え込む傾向が顕著でした。米中対立の激化は、世界中の投資家にとって大きな不安材料であり、自分の資産運用にも無関係ではいられないテーマなのです。

こうした混乱の中で改めて注目を集めているのが「金(GOLD)」という資産です。では、なぜ貿易戦争のような有事にが注目されるのでしょうか?その理由を、ユミの物語と現実の出来事から探ってみましょう。

ユミが見た危機と「金」への目覚め

本書の舞台は、2025年4月の世界。
第1章の主人公ユミは、東京・渋谷でIT系スタートアップ企業を経営する30代の女性です。明るく行動力に溢れる彼女も、ある朝目に飛び込んできたニュースの見出しに息を呑みました。それは「米中貿易戦争再燃か──NY市場大幅下落で取引停止」という衝撃的なものでした。米国株式市場で株価が急落し、ついに取引停止(サーキットブレーカー)が発動される事態となった──物語の中のフィクションとはいえ、現実味を帯びたこのシーンにユミは強い胸騒ぎを覚えます。現実世界でも先述したように米中摩擦の激化は金価格を史上最高値に押し上げるほど市場を揺るがす可能性があり、決して他人事ではないからです。

ユミの会社でも急遽ミーティングが開かれ、米中対立激化の影響について社員たちが真剣に議論します。米国が高率の関税を課せば中国も報復関税で応じるでしょう。その悪循環が続けば世界的な景気減速は避けられず、ユミの会社のビジネスにも影を落としかねません。海外市場への展開や部品調達コストの上昇、投資家からの資金調達環境の悪化──スタートアップ経営者であるユミは、目前に迫る危機に不安を募らせました。

そんな中、ユミは同僚との会話である事実にハッと気付かされます。それは、中国をはじめ世界各国の中央銀行がこぞって外貨準備から「ドル」の比率を引き下げ、代わりに「金(GOLD)」の保有比率を高めているという点でした。実際ニュースでも、中国人民銀行(中央銀行)が金を11カ月連続で購入していることが報じられています。専門家も「これは中国のドル離れが加速しているという見方を裏付けるデータだ」と指摘しており、まさに世界規模で“脱ドル”の流れが進んでいることが分かります。中国だけではありません。ロシアやインド、中東諸国なども自国の外貨準備に占める米ドルの比重を減らし、金の保有量を増やしているのです。

ユミにとって、この事実は大きな衝撃でした。米中の覇権争いが激化すれば、基軸通貨ドルの価値や信頼が揺らぐリスクがあります。各国の中央銀行が将来への備えとして金を買い増しているということは、自分たち個人の資産防衛においても示唆に富む行動に思えました。もしもの危機に備えるため、「金を持つ」という選択肢が頭の中に芽生え始めたのです。

ユミが改めて実感した金の持つメリットを、現実の動きと照らし合わせながら整理してみましょう。

・有事に強い安定資産
地政学リスクや金融不安が高まる局面では、金は「安全な逃避先」として資金が集まりやすい資産です。株式市場が大きく値下がりする局面でも金価格は下落しにくく、むしろ上昇傾向を示すこともあります。実際、米中貿易摩擦への懸念が拡大した今年秋には国内金価格が史上最高値を更新し、安全資産を求める動きが顕著になりました。リスク回避の局面でこそ、金の安定性が際立つのです。

・世界共通の価値と「脱ドル」トレンド
金はどの国にも属さない「無国籍通貨」とも呼ばれ、世界中でその価値が認められています。ドルや円のように発行体の信用リスクにさらされることがなく、極端な金融政策の影響も直接は受けにくい資産です。そのため、各国の中央銀行も将来を見据えて金の保有を増やしているのです。世界的なドル離れの動きの中で、価値の裏付けとして金が再評価されています。

・インフレや通貨下落への保険
金は長い歴史の中で、インフレーションによる通貨価値の下落に対するヘッジ(保険)手段として機能してきました。紙幣の価値が下がっても、金そのものは希少な実物資産として価値を保ちやすい特性があります。つまり、自国通貨の信用不安や物価上昇に備える「価値の貯蔵庫」として、金は資産の一部に組み入れておくことで安心感をもたらしてくれるのです。

ユミが直面した米中貿易戦争再燃の危機は、私たちにとっても決して対岸の火事ではありません。現実世界でもいつ同じような状況が訪れるか分からない以上、早めに備えておくに越したことはないでしょう。ユミは今回の経験を通じて金という資産の持つ頼もしさに気づき、資産防衛の選択肢に加える決心をしました。

「金投資」という新たな一歩を踏み出そう

第1章「ユミ編」では、米中貿易戦争の再燃という危機に直面したユミが、自らの資産と会社を守る術を模索する姿が描かれています。その鍵となったのが、安全資産としての金(GOLD)との出会いでした。米中対立による混沌とした状況の中でも、金はユミにとって暗闇を照らす一筋の光になったのです。

本書『今すぐ金貨を買いなさい!彼女たちがGOLDを選んだ理由』では、ユミの他にも様々なバックグラウンドを持つ女性たちが登場し、それぞれの視点から「なぜ金を選んだのか」が物語られていきます。貿易戦争、米国債務危機、インフレやデジタル通貨の台頭など、全12章にわたるドラマを通じて、きっとあなたも金の持つ魅力と必要性に気づくことでしょう。

不透明な時代だからこそ、大切な資産を守る方法を知っておくことが重要です。ぜひ本書を手に取って、ユミたちと一緒に「金投資の第一歩」を踏み出してみませんか? 未来の不安に備えるヒントが、この物語の中にきっと見つかるはずです。

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