Aiko's BLOG
チャートはスポ根ドラマだった?!

毎月第2・4水曜日、19時から1時間程度。
顔出しも声出しも不要で、投資に関わる旬の話やリアルな話を気軽に聞ける会員制「R-TRUST CAFE」。
普段、誰に相談したら良いのかわからない…というICC会員さんは質問をこちらにお送りください。随時、「R-TRUST CAFE」で回答・解説をお届けします!
また、これまでのアーカイブもICC正規会員・メルマガ会員さんは視聴可能ですので、ぜひご活用ください。今回から音声・テキストでも内容をチェックできるようになりました。音声・テキストは当日リアルタイムで配信されているので、移動中も「ながら作業」をしたいときも、簡単に活用できますね!
さて、今回は「チャートのアツい話」と「5年間でお金を増やしたい!危険性の話」が聞けました。
チャートにはアツいドラマがある…

毎回恒例のチャート分析は、チャートを読解するのに必要な用語の確認からはじまりました。「ローソク足にはロマンがある」なんてセリフは誰も言っていませんが、今回の解説は特にアツかった!
「ローソク足」「移動平均線」「フィボナッチ」に「ペナント」…。はじめて聞いたとしても、意味を覚えていなくても大丈夫!何て言ったって、チャートの分析は「R-TRUST CAFE」ではほぼ毎回恒例。基本用語の解説だって、今回がはじめてではありません……つまり、過去動画を確認したり、これからの配信を楽しみにしたり、繰り返し視聴していれば、自然と理解ができるようになっているはず!
店長の小川と常連の吉田さんがアツく盛り上がっていたのは、「ローソク足」について。株価は常時動き続けているから、その動きをチャートに記録しようとすると、1日毎・1時間毎・10分毎…といろんな区切り方ができるんですよね。
例えば、1日毎の上がり下がりを記録しようとしても、その1日の中で株価の上がり下がりが起こっているから、事細かに記録するには、単純な棒グラフのようには表せない……。そのジレンマを解消するのに、1日のはじめの価格と終わりの価格を棒で印し、1日の間に動いた価格の上下幅を線で表す。そしてその「棒」と「線」を併せて「ローソク足」と呼ぶわけですね!……文章にしてみたけれど、これは絶対に実際のチャートを見てみてください笑 その方がイメージが膨らむはず。
チャートは株価の上がり下がりを記録したものですが、株価の上がり下がりを決めているのは「人」です。それも「世界中の人」の意思・希望が株価を上下させていると考えると、チャートがただの棒グラフには、もう見えないんですよね…。1年前の投資の知識ゼロの状態だったときには、「チャート=株価=お金=数字→面倒くさい!!」と思って関心さえもなかったのに、「世界中の投資家の意思の集合体」だなんて言われたら(誰も言っていないけれど笑)、価格の上下は、意思のぶつかり合いのように見えてきて、さながらラグビーのようで笑 アツいです。
小川は「世界中の投資家がどんなことを考えているのかを、考えられるようになると、投資が面白くなってくる」と言っていました。時間的にも精神的にも「楽しむ余裕」があるのは、中長期投資だからこそですね。
5年で「成功」をしたい!人が増えているらしい。
投資に興味を持つことは、自分の資産作りに向き会うこと、と言い換えることができるので、良いことだと思います。が、相場が荒れている今こそがチャンスと、早く!大きなお金を手に入れたい!と焦って、投資に手を伸ばすのは落とし穴にはまりやすいかもしれせん。

円安時期の短期投資で、プラスの利益を出せた人は存在します。だから、投資初心者の人が短期投資にチャレンジをして失敗をしない、とは言い切れません。しかしながら、吉田さんが言っていましたが「人の成功談を聞いて、よし自分も!と思ったときには、もう時期が過ぎている」。
短期投資だから利益が出せたわけではない、ということ。偶然、タイミングが良かったというだけのこと。初心者ならなおさら、勘違いをされやすいのですが、間違えて理解していたら手痛いポイントです。同じ方法を試したところで、同じ結果は手に入りません。
小川も吉田さんも、投資をするならば「中長期投資」をおすすめしています。中長期投資とは、最低でも5年以上の時間をかけて複利の力を借りて、お金を育てる方法のこと。なぜ、短期投資より中長期投資が良いのか、という説明も、今回改めて話していました。
「投資は沖に出る小舟と同じ」これまで、何度も登場してきた言葉。船が海の深い方へ進めば進むほど波が穏やかになる様子を投資に重ねた表現です。投資をはじめて、時間が経てば経つほどリスクが少なくなる、そんな意味ですね。
投資をはじめてからの5年間は、自分が出したお金を中心に相場は上下をする。5~10年目くらいは、自分が出したお金より相場は上に位置するけれど、タイミングが悪いとプラマイゼロ。そして10年目以降は、どこを取ってもおおかた利益はプラスになっている。(小川が図解していますのでぜひ見てみてください)
日本人の平均株保有年数は3年なのだとか。3年で手放すとなると、全然投資の美味しさを感じられないですね……。すぐに資産を大きくしなきゃ、とか、早くお金を手に入れなきゃ、とか。そう焦らなくても中長期投資をしてじっくり育てたって何ら問題はないと思いませんか?
早く手に入れている人が勝ちだとか、そんな概念の世界でもないのだから。自分の長い人生を今も将来も、焦ることなく、不安を感じることなく、楽しく笑うなら、現状の「お金の不安」を焦って解消しようと短期投資に飛びつく前に、中長期投資のメリットや、チャートの読み方などを知ってみては?と、去年から投資をはじめた私は思うのです…

