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Aiko's BLOG

盛り上がるのは、やっぱり「この話」。笑

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毎月第2・4水曜日、19時から1時間程度。
投資に関する旬の話やリアルな話を気軽に聞ける会員制「R-TRUST CAFE」。

投資の疑問や悩みがあるICC会員さんは、こちらの質問箱が便利!随時、「R-TRUST CAFE」でいただいた質問を取り上げて、店長の小川による回答・解説をお届けします!

また、これまでのアーカイブをICC正規会員・メルマガ会員さんは視聴可能です。音声・テキストによるリアルタイム配信も始まったので、今まで以上に簡単に投資の知識を深められますね。

1ヶ月ぶりに開店をした「R-TRUST CAFE」では、恒例のチャート解説をはじめ、こんな話が聞けました。

「荒ぶる感じは見られなくなってきましたね」

1ヶ月ぶりのチャート。日々チャートを確認する習慣がある人なら、きっと身がまえないのでしょうが、1ヶ月前はどんなチャートで、どんな解説がなされていたのか、記憶がおぼろげな私…苦笑。戦々恐々としながら、解説に耳を傾けました。

前回のチャート解説の記憶が飛んでいようと、心配は杞憂だったほど、今回も前回の振り返りから用語の確認まで丁寧な話が聞けました。

「指数平滑移動平均線」とただの「移動平均線」の意味の違い。「ペナント」や「窓」が登場した先で起こりうるチャートの動き…などなど。そして、常連客の吉田さんと店長の小川が楽しそうに、チャートを見て「荒ぶる感じがなくなってきた」と言っていました。ようやくチャートが右肩上がりの上げ相場に回復しそうな予兆が見えてきたのだとか。なめらかに進む解説を聞く度に、自分もチャートを語れるほどに展望予測ができるようになったら楽しいのだろうな、と思います。

相場に「絶対」はないから、いくらチャートが読めても予測が大きく外れる可能性はゼロにはなりません。ただ、チャートは世界中の投資家の考えの集合体でもあるので、チャートから何パターンかの予想ができると、楽しいだけではなく「根拠」をもってブレない投資ができるようになれますよね!

「一括投資」と「積立投資」。どちらを選ぶべき?

積立投資とは、一定の金額を毎月投資に回して、時間の力(=複利)でお金を働かせること。そして、一括投資とは読んで字の如く、一度にまとまったお金を投資に回すこと。

積立投資は、お金が育つまでに時間がかかる。一括投資は、タイミングを間違えると泣きを見る。そう聞くと、積立投資の方が失敗がなくて良さそうに見えてきますが、状況次第では「絶対、積立投資が良い!」とは言い切れないようです。

その「状況」とは、銀行口座にまとまったお金がある人の場合。まとまったお金が手元・銀行にあるのに、毎月少額ずつ積み立てをすると、積み立てない残りのお金は銀行の中で寝かされた状態になりますよね。

寝かせている間にお金が勝手に育つことはないので、働かないお金を作ることはもったいない。育つ可能性があるのなら、どんどん資産を育てたいところ。だからこそ、まとまったお金を持っている人ほど、一括投資を選んだ方が結果的に得られる恩恵は大きくなる、と言えるんです!

とはいえ、小川と吉田さんが「一括投資を選ぶときには注意が必要だ」と言っていましたね。まとまったお金を寝かせている…一括投資をした方がよい…じゃあ思い立ったが吉日!!…なんて行動をする前に、果たして「今」は一括投資のはじめ時なのか、をよく考えること。

考えると言ったって、結局のところ見るべき場所は「チャート」。チャートが自分で読めるようになると、一括投資のはじめ時まで自力で判断できるようになるんですね。「いつ一括投資をするか」。そのタイミングは1年のうちにわずか2~3回しかないのだとか(これはCAFEのチャート解説の時に何度か話されていますよね)。

おまけで飛び出したのは、日本の投資の裏話。何の事前知識を持たずして、保険やら投資やらをはじめようか、と思い立ったときに、最初に問い合わせるのは保険屋さんや銀行、証券会社だという人が多いですよね。私とて何か新しいことをはじめようと思ったときには「その道のプロ」の話を聞きます。

ただ、保険屋さんも証券会社さんも…保険商品や投資商品のプロのように見えているだけで、実は普通の企業と同じように「営業の人」でもあって。……むしろ、「営業」的側面が強くて「プロ」ではない人も多いかもしれません。保険商品や投資商品の営業が良い・悪い、という話ではなくて、人の話を一から十まで全部信じるのは危険。自分でもわからないことは「調べる」意識や、セカンドオピニオン的な感覚で何人かに話を聞いたり、自発的な行動はし続けたいですね。

もちろん、「R-TRUST CAFE」の事前質問を活用して、あれこれ気軽に聞いていただくのも良いことだと思います!!

そして、最後はやっぱりこれ…投資で大失敗をした経験があるから言える話

FXで大失敗をした経験を持つ小川と吉田さん。二人が語るFX(短期投資)が難しい理由は、FX=ゼロサムゲームだから。売りたい人と買いたい人の取り合い(イメージ:殴り合い)なんて表現をしていました笑 誰かが得をすれば誰かは損をする世界なんですよね。

しっかりとお金を育てるのなら、チャート分析だって5分毎10分毎…と画面に張り付く勢いで、頭を使わなければならない。一瞬でお金が増える経験も一瞬でお金が消える経験もできてしまう世界。

私はリスキーなことが嫌いなので、一瞬でお金が良くも悪くも化ける可能性がある短期投資は遠慮しておこうかな思いますが。

FXでは、自分の手元にあるお金の最大25倍の額を動かせる(=レバレッジ)のだとか。最初は失敗をしてお金を失うことを警戒して、早めに利確ができたり、案外赤字を出さずに、良い短期投資のスタートダッシュができてしまったりするそうです。けれど、慣れのせいなのか、だんだん損失の方が大きくなってきたりして、気づけば痛い目を見るんですって!!

小川も吉田さんも、かつての失敗経験があるから今がある、なんて言っていました。痛い目に合った方が良い、という意味ではないと思うんです。失敗をするからこそ取り組む姿勢や考え方が変わる。「なんとなく」から「根拠のある」投資に変わる。「失敗したから今がある」にはそんな自分の「経験値」への信頼があるように感じました!

用語や理屈が今はわからなくても、情報に触れ続けるだけで、投資が何となくわかるようになってくる、と言っていましたね。確かに、私自身、去年配信されていた動画「がんばらない投資の相談室」を初めて聞いたときと比べると、チャートへの抵抗感が薄れていたり、ブログの冒頭で触れた「移動平均線」なんて用語の意味が、解説を探さずとも何となくわかってきたような気がします。

気づかないくらいのレベルで経験値は蓄積されているんですね!あなたも、過去の「R-TRUST CAFE」動画を振り返って見たら、もしかすると以前に聞いたときより理解が深まっているかもしれません!!

Writer

滝田 愛子

滝田 愛子

投資経験ゼロなWebライター。将来に対するお金の不安を抱きつつも「見えないものは怪しい」と、投資には手を出したことがない。
しかし、「怪しいと感じるのは、知識不足が原因かも」と思い至り、「お金の不安を解消したいなら、勉強するしかない」と腹をくくり、投資の知識を基本から勉強中。投資初心者だからこそ!というのを武器に、皆さんと一緒に楽しい投資ライフを目指します。