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はじめの一歩

金融リテラシーを上げよう!言葉解説集〜株式・債券と投資信託〜

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「金融リテラシー」って聞いたことありますか?

個人がすべての財源を活用して情報に基づいた効果的な意思決定を行えるようにする一連のスキルと知識を保有することです。(ウィキペディアより)

金融リテラシーを上げるということは、
「単なる知識だけじゃなく実際の経験などによって金融の情報を主体的に取捨選択し、より的確な資産運用ができる様になること」
だと思うのですが、、、

どんなことでも基礎知識は必要ですよね。
例えば英会話でも基礎知識である「単語」を覚えることなく「文法」や「発音」のみで習得することは難しいと思います。

“はじめの一歩”では、金融の言葉解説もしていきます。

そして今回は、株式投資・債券投資・投資信託についてです。

「えー、そんなこと知ってます!」

という声が聞こえてきそうな気もしますが、

それぞれ、どのような特徴のある投資なのか、どんな時に利益が出てどのような点に注意が必要なのかを今一度、整理していきましょう!

まず、株式投資と債券投資についてみていきましょう。

株式投資
・投資家が特定の企業の株式を購入し企業の株主となる
・株式の価格(株価)は企業の業績に連動する
・会社の業績が上がり、株価が上がると投資家の利益が出る
・会社の業績が下がり、株価が下がると投資家の損失が発生する

債券投資
・投資家が国や企業に直接お金を貸すこと
※国債とは、国にお金を貸すこと
※社債とは、企業(会社)にお金を貸すこと

ここまでは、大丈夫ですね。

「株式と債券は逆の動きをするから、両方に分散して投資をすることでリスクを減らせる」
などと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

株式と債券はどういう状況で利益が出るのか、反対に損益を出すのか、
それぞれを、もう少し詳しくみていきましょう。

株式投資
・株価が上昇し、買った時の価格より高く売ることができればその差額が利益になるため、大きな利益を獲得できる可能性がある=キャピタルゲイン
・業績好調の企業では配当を受けられることもある=インカムゲイン
・日本企業に多い制度で、株主は企業の自社商品やサービスなどの優待が受けられることもある=株主優待
・企業の業績が悪化すれば大幅な株価下落による損失や、しばらくの間、配当を受け取れなくなることもある
・元本保証はないので、どれだけでも価値が下がる可能性がある
・最悪の場合、企業が倒産してしまうと株式が全く価値のないものになってしまう場合もある
・大きく利益を得る可能性と大きく損をする可能性が両方ある

債券投資
・満期まで一定の利息を受け取ることができる
・満期まで保有すれば元金が返ってくるので、元本が保証されているということもできる
・満期まで保有せずに途中で売却してしまった場合、元本は保証されない

<債券の価格が流動する理由>
自分が持っている債券と、その時一般に販売されている債券の金利(市場金利)の差が債券の価格に影響しているから。

例えば、債券を購入した後
【景気が悪くなり市場金利が下がった場合】
自分が年利3%の債券を持っているときに、世間一般では年利1%の債券しか販売していなかった場合、自分が持っている債券はとても利回りがいい債券ということになります。
そのため、途中換金をしようとすれば高い値でその債券を売ることができます。

【景気が良くなり市場金利が上がった場合】
自分の持っている債券が、年利3%、市場金利が5%だとしたら、自分の持っている債券はとても利回りの悪い債券ということになります。このため、途中換金をしようとしても当初の価値を下回る金額でしか売ることができません。
そのため、債券投資でも元本を割ってしまうことがあります。

ここまで、株式投資と債券投資についてまとめていきました。

景気が良くなると、
一般的に企業の業績が上がり株価を押し上げるが、
債券の場合は現状の市場金利よりも低い利回りのものを保有していることになってしまう為、価格が下がるということがわかりました。

次に、投資信託についてです。

投資信託とは

投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめて、運用の専門家が株式や債券などに投資をする商品で『ファンド』と呼ぶこともあります。

・比較的少額から投資が可能となる=小口購入
・投資のプロが運用を行っている=専門家運用
・集めた大きなお金で多くの銘柄に分けて投資が可能となる=分散投資
・投資信託の運用成果は投資した株式や債券などの値動きによって変動する
・投資信託の運用によって生じた損益はそれぞれの投資額に応じて全て投資家に帰属する

株式投資・債券投資に対して、
投資信託は、小口購入・専門家運用・分散投資ができるというメリットがあります。
一方で、運用はプロに任せるものの、運用成果の損益は全て投資家がもつという点もしっかり認識しておくことが必要です。
また、投資信託は元本保証はなく、集めた資金をどのような対象に投資するかは、投資信託ごとに定められた運用方針に基づいて専門家が行います。

<投資信託のお金の流れ>
1:投資家は販売会社を通じて投資信託を購入します。
2:投資したお金は信託銀行で信託財産として管理されます。
3:運用会社の運用指図に従って金融市場で株式や債券の取引が行われます。

※投資したお金は販売会社や運用会社ではなく、信託銀行で管理されます。
その際、分別保管といって信託銀行自身の資産とは明確に区分して管理されます。
そのため、投資家のリスクは投資したお金の運用成果に徹底されます。もし、販売会社・運用会社・信託銀行のいずれかの会社が破綻したとしても、投資したお金(信託財産)には影響がありません。

今回は株式投資と債券投資と投資信託についてまとめました。

漠然とわかっているつもりでいたことも、基本を整理してみるとそれぞれの特徴が改めて理解できたのではないでしょうか?

これから、投資を始めるあなたの知識整理の一助となれば幸いです。

ジュニアNISAや株式投資などで、お子さんにどの銘柄を選ぶかなどの投資判断からさせているご家庭もあると聞いたことがあります。お子さんから、株って何?と聞かれた時に、正しく教えてあげられる親でありたいですよね。

Writer

倉石 優子

倉石 優子

国内の最大手の生命保険会社にて10年間、たくさんのお客様を笑顔にしてきた実績を持つ。しかしアールトラストの海外投資セミナーで、自身が扱ってきた商品を遥かに凌ぐ「優位性のある投資手法」に大きな衝撃を受けアールトラストに入社。今では自身が感動した〝がんばらないお金の増やし方〟を〝お金初心者様〟に伝えるべく日々コンサルをしている。
趣味は、ミシンで洋服や小物を作ることとバスケをすること。