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がんばらない分析

ニュースに翻弄されるな! 「コロナ感染拡大で景気懸念」なんて関係ない!

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コロナ感染拡大で景気懸念!

先週11月21日(土)付の日経新聞デジタル版。

米国株、ダウ反落し219ドル安 コロナ感染拡大で景気懸念

よくある米国株概況、
景気懸念!と書かれると不安になりませんか?

その記事が、権威ある新聞だったり、しっかりした肩書きを持たれた執筆者の方が書いたものだったりするとなおさら不安が倍増してしまうもの。

今週も市場には多くのネガティブワードが飛び交いました。

でもそれら事象はあくまで〝ノイズ〟に過ぎません。
中長期で考える〝がんばらない投資〟には全く関係ありませんのでご安心を。

でもそうは言っても、
まだ〝はじめの一歩〟を踏み出したばかりの人は不安になってしまいますよね。

このブログカテゴリー「がんばらない分析」シリーズでは
テレビや新聞などでよく目にする株式ニュースなどの各種情報を
どんな角度で、どんな感覚で、どんな温度感で取り入れたら良いのか、

チャート分析を交えながら解説していきます。

ノイズに翻弄されず
国にも、会社にも、家族にも依存せず、自由に生きる経済力を手にするために
私と一緒に楽しく学んでいきましょう。

では早速、先ほどの
日経新聞の米国株概況記事をご覧ください。

記事をチェックしてみましょう

今回の記事はこちら。

米国株、ダウ反落し219ドル安 コロナ感染拡大で景気懸念

まず書き出しの1ブロックに注目です。

【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比219ドル75セント(0.7%)安の2万9263ドル48セントと反落した。新型コロナウイルスの感染再拡大で行動制限を強化する動きが広がり、目先の米経済が停滞するとの懸念から景気敏感株を中心に売りが優勢だった。(上記記事より抜粋)

とありますね。

最初の書き出しはこんな感じ、

【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比219ドル75セント(0.7%)安の2万9263ドル48セントと反落した。(上記記事より抜粋)

ここまでは事実しか述べていません。
読んだそのまま、全くもってその通り受け取って良い部分です。

ですが、注目すべきポイントは次の文章。

新型コロナウイルスの感染再拡大で行動制限を強化する動きが広がり、目先の米経済が停滞するとの懸念から景気敏感株を中心に売りが優勢だった。(上記記事より抜粋)

これ何か感じませんか?

「えっ?なに?これがどうした???」
って思った方が多いかもしれませんね(笑。

実はこれ、筆者である川内さんの憶測でしかない!
ということに注目すべきなんです(笑。

何か世の中で確固たる証拠のある事実や事象を述べているのではなく、
あくまでもこの筆者である川内さんが考えている〝相場の憶測〟が書かれているということがポイントです。

でもこういうことを書くと
「えっ?じゃあ日経新聞が嘘を言ってるって言いたいの?」
「何を天下の日経様に上から目線で物を言ってるの?」
という声をたくさんいただきます。

しかも皆さん、結構興奮気味で(笑。

でも、ちょっと冷静に聞いてくださいね(笑。

川内さんの書いた文章は〝憶測〟だと言いましたが、
正直〝憶測〟以上で書くことは誰もできないんです。

このことが理解できないと
生涯ずっとニュースなどに翻弄されることになるので注意しましょう。
私もこの感覚を掴むまでは情報に翻弄されました(笑。

では翻弄されないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?

そのためには、
評論家の書いた文章を読む前に、あなたの頭の中に〝確固たるブレない指標〟が必要です。

それは何か?

そう、それが〝がんばらない思考シミュレーション〟なんです。

がんばらない思考シミュレーション

〝確固たるブレない指標〟を手にするためには

「チャートを読む力を手に入れ」て〝がんばらない思考シミュレーション〟ができるようになることがとても重要です。

短期売買や超短期売買が目的ではないので「チャート分析」までは必要ありませんが、(出来たら出来たでそのほうがもちろんいいですよ)

チャートを見て大体の「方向性」と「上下にぶれるであろう値幅」を理解できるようになっておくと情報に翻弄されることなく自分の身を守れます。

例として試しに、20日から21日朝にかけての〝がんばらない思考シミュレーション〟をしてみましょう。21日終了時点のNYダウチャートを使って一緒に体験してみてください。

一体〝がんばらない思考シミュレーション〟とは、
どんな思考シミュレーションになっているのでしょう(笑?

ではチャート分析のスタートです!

まず使うチャートはこちらNYダウチャート。

全体像2019年の10月から21日終了時点までのNYダウチャートです。

今回はテクニカル指標の説明は省きますが
設定値は「日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ」。

今週の説明をしたいので、上のチャートの「赤枠部分」を拡大してみます。

次のチャートがその拡大したNYダウチャート。
「緑枠で囲った部分」が今週のチャートになります。

11月21日(土)の朝、この日経の記事を読む時に、このチャートがイメージできている人であれば、まず20日の朝時点でこう考えているはずなんです。

状況は。。。
今週のNYダウは2020年2月13日に付けた最高値超え(ライン①)に失敗して、9月3日4日の高値ライン(ライン②)まで一旦値を下げたんだな。そして今朝(11月20日の朝)はその高値のサポートライン(ライン②)で反発して終わったみたいだな。

じゃあ明日21日の朝には。。。

考えられること1つ目。
2020年2月13日に付けた最高値(ライン①)に向かって値を上げているのかな?

考えられること2つ目。
9月3日4日の高値ライン(ライン②)まで下げているのかな?

状況を考えると。。。
1つ目の考え方は、2020年2月13日に付けた最高値(ライン①)に向かう、または突破するだけのきっかけになる〝トリガー(チャートが動く材料)〟は今日は出て来なそうだな。プラスになる要因は今ほとんどないしな。

2つ目はどうだろう。
世の中コロナの状況もあるし下げる〝トリガー(チャートが動く材料)〟の方が多いだろうな。でも下げるとは言っても、9月3日4日の高値ライン(ライン②)を下抜けるほど〝強いトリガー〟はないだろうな。週明け10日に窓開けて始まったライン(ライン②)でもあるし、3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン③)で守られてもいるし。

さてさて、明日21日の朝どうなってるかな???
って感じです。

そして一日仕事して帰ってきて
「明日の朝どうなってるか楽しみだな~」っていう感じで寝て
翌朝21日起きて初めて、先ほどの日経記事を目にするわけですね。

21日の朝、日経記事を読んだ感想は。。。

やっぱり下げたか。でも想定内での下げだったな。

9月3日4日の高値ライン(ライン②)と3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン③)で支えられて終了したってことだよね。〝下げていいところ〟で終わっているし、まあ、そんなところだよね。

新型コロナウイルスの感染再拡大で行動制限を強化する動きが広がり、目先の米経済が停滞するとの懸念から景気敏感株を中心に売りが優勢だった。(上記記事より抜粋)

トリガーも「目先の米経済が停滞するとの懸念から景気敏感株を中心に売りが優勢」と書いてあるけれど、そう書くしかないレベルだよね(笑。ライターも大変だな!とりあえず毎日動いた理由を作らなくてはならないからな~。

まっ、とりあえず安心安心。また週明けが楽しみだ!

というようなストーリーが

ノイズに翻弄されない〝がんばらない投資〟を確立した人の頭の中のイメージ。

ガツガツせず俯瞰的に大きな時間枠でゆるくチャートを読み解く、これこそが理想の〝がんばらない思考シミュレーション〟になります。

いかがでした???
「なんか難しいぞ!」
「なんとなくわかった気がする!」
「なんか余裕感が違う感じがする!」
「こんなレベルでいいのか?」
いろいろな感想が飛び交ってきそうですが。。。(笑

でもおそらく皆さん共通して〝心の余裕〟を感じていただけたと思います。

こんな感じでチャートを眺めるように俯瞰的に見られる人は
〝確固たるブレない指標〟を手にしているので、ノイズに翻弄されずに中長期投資である〝がんばらない投資〟を安心して楽しめるわけですね。

それはもう一喜一憂一発ギャンブル型の投資をしている多くの日本人とは
〝心の余裕〟が異次元レベルで違います(笑。

あなたも是非〝がんばらない思考シミュレーション〟を確立してみてください!

それでは今週も、ノイズに翻弄されず、国にも、会社にも、家族にも依存せず、自由に生きる経済力を手にするために、楽しく〝がんばらない投資〟を進めていきましょう!

以上、
11月23日の「ニュースに翻弄されるな!」でした。
それではまた来週お会いしましょう!

▼▼▼ ここから先は難易度が上がります。参考にしてください ▼▼▼

(参考)NYダウ ~ がんばらないチャート分析 ~

↑2020年10月からのチャート
日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ

↑先週の動き「緑枠部分」

先週のNYダウは2020年2月13日に付けた最高値超え(ライン①)に失敗し、9月3日4日の高値ライン(ライン②)まで値を下げた。最高値超え(ライン①)の上抜けや、9月3日4日の高値ライン(ライン②)の下抜けになるほどの〝強いトリガー〟もなく、最終日は、週明け10日に窓開けて始まったライン(ライン②)と、3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン③)で守られて終了。

今週も下振れリスクの方が高い地合は続くと思われるが、EMA50である28,300ドル付近、EMA100である27,700ドル付近、最悪EMA200である27,000ドル付近まで下げても驚く必要は特にありません。

今週は3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン③)で支えられながら、ファイザー社などのコロナ新薬をきっかけに上昇するかも見どころです。

(参考)VOO ~ がんばらないチャート分析 ~

↑2020年10月からのVOO(S&P500)チャート
日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ

↑先週の動き「緑枠部分」

先週のVOO(S&P500)は2020年9月3日に付けた最高値の本格超え(ライン①)に失敗し、10月13日の高値ライン(ライン②)まで値を下げた。最高値の本格超え(ライン①)の上抜けや、10月13日の高値ライン(ライン②)の下抜けになるほどの〝強いトリガー〟もなく、最終日は、週明け10日に窓開けて始まったライン(ライン②)と、3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン③)で守られて終了。

今週も下振れリスクの方が高い地合は続くと思われるが、EMA50である316ドル付近、EMA100である308ドル付近、最悪EMA200である297ドル付近まで下げても驚く必要は特にありません。

今週は3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン③)で支えられながら、ファイザー社などのコロナ新薬をきっかけに11月10日につけた最高値335ドル付近を本格的に上抜けできるかが見どころです。

(参考)QQQ ~ がんばらないチャート分析 ~

↑2020年10月からのQQQ(NASDAQ)チャート
日足、EMA50、EMA100、EMA200、ボリンジャーバンド±3σ

↑先週の動き「緑枠部分」

先週のQQQ(NASDAQ)は、2020年9月3日に付けた最高値と10月14日に付けた高値を結んだレジスタンスライン(ライン①)と、3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン②)でペナントの中での値動き。また、10月13日の安値付近と11月11日の安値付近が意識されたサポートライン(ライン③)と、9月3日を基準としたフィボナッチ23.6%ライン(ライン④)のBOX内での値動きとなりました。

今週も下振れリスクの方が高い地合は続くと思われるが、EMA50である283ドル付近、EMA100である272ドル付近、最悪EMA200である254ドル付近まで下げても驚く必要は特にありません。

今週の見どころはペナントをどちらに抜けていくのかという点。3月24日の最安値と9月25日の最安値を結んだサポートライン(ライン②)で支えられながら、ファイザー社などのコロナ新薬をきっかけに9月3日につけた最高値を本格的に上抜けできるか、または2020年9月3日に付けた最高値と10月14日に付けた高値を結んだレジスタンスライン(ライン①)に沿って値を下げていくかが見どころです。

(参考)NYダウ今週の見通し

カリフォルニア州が夜間外出禁止令を19日に出すなど、行動制限を強める都市や州が増え、現在、米国でのコロナの新規感染者数は過去最高水準で推移し、死者数も増加。新型コロナの感染拡大に今後も警戒が必要です。

また、ムニューシン財務長官と米連邦準備理事会(FRB)が共同立案の新型コロナウイルス対応政策の一部を12月31日以降は延長しない方針を示し、それに対してFRBは猛反対。来週は政策運営の不透明感が高まりそうです。

注目される経済指標は、

25日
・個人消費支出
・ミシガン大学消費者信頼感指数
・新築住宅販売件数

26日
・新規失業保険申請件数

今週は、上記のような解説記事を見ることが多いと思います(笑

私個人としては、とくに米個人消費支出に注目しています。
追加経済対策が進展していないなど個人消費が鈍化する可能性が高いと見られているので、〝下げトリガー〟に使われる可能性があるかもです。

Writer

小川 竜一

小川 竜一

1976年栃木県宇都宮市生まれ。2003年、FXで投資デビュー。フルレバレッジをかけての運用で、数千万単位での大きな利益と大きな損失を繰り返し経験する。そして、投資の本質やテクニカル分析の重要性を痛感。その苦い経験を機に投資の猛勉強を始め、現在はオフショア海外投資を中心に自身の資産構築を実現する。
日本全国の20代・30代の女性を中心としたオンラインセミナーや各地のリアルセミナーを通して、国にも、会社にも、家族にも依存することなく、自由に生きるために必要な経済力を手にするためのノウハウを、多くの人に伝え続けている。